責任の取り方

私達日本人は、これまでとりわけ明治以降、アイヌの地を支配し、琉球を統治し、台湾・朝鮮の地を植民地支配し、中国東北部に傀儡政府を作り、数限りないアジアの労働者人民に苦しみを強いて来ました。その責任を私達はどうとってきたのでしょうか?いや、どうとって来なかったのでしょうか?
 1945年の大日本帝国の敗戦は、その絶好の機会でありましたが私達日本人は、結局問題を回避したままで今の今まで責任をとっていません。
責任を取るどころか、悔しい事に、ついに公然と「差別・排外スローガン」を町中で喚き散らす勢力を生み出す所に至ってしまいました。
 
 そんな中、強制徴用された朝鮮人労働者に対する言語を絶する虐待行為を戦時中の学徒動員の中で目撃した経験から、地元の奈良県天理市にあった「柳本飛行場建設の朝鮮人強制連行・労働・慰安」の実態に執拗にこだわり、誰へだてなく拒まず伝えておられるFさんがいます。ひどい虐待を受けている一朝鮮人労働者の話をされる時、Fさんはいつも涙ぐんでおられます。その虐待を受けた人がその後どうされたかは、Fさんもわからないようです。そして、虐待を行ったのは日本軍人であり私達日本人です。ボクは、その時その現場にいたわけではありません(ボクは1951年生まれだから当然の事です)が、しかし、ボクは謝罪します。日本人の一人として。
Fさんの「柳本飛行場建設の朝鮮人強制連行・労働・慰安」にこだわり、80才近くの高齢になられても今も訪れる人々を誰へだてなく真相を訴えかけられている姿に、ボクは、責任の取り方の姿を見ています。

日本人は無責任・過去の歴史をすぐ忘れる。
歴史どころか、自らが言った事さえすぐ忘れる。色んな理由をこじつけて。色んなしがらみを理由にして。しかし、その一つ一つの言動は、受けた側からすればズゥーと心に残るもの。インターネット世界だから、匿名の世界だからと、無責任に言葉(記号)を羅列してもいいという訳ではないはずだ。この「ふらふら、よれよれ」という実にふざけたネーミングのブログ、「東西南北」という人物。しかしボクは今現在存在しているし、侵略戦争責任をとるための活動を続けたい。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック