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zoom RSS 「日本」的排外主義イデオロギー=山鹿素行の『中朝事実』

<<   作成日時 : 2010/09/23 01:19   >>

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「国学思想」の本元である本居宣長の「玉くしげ・1787年」や「うひ山ふみ・1798年」より以前の1669年に山鹿素行(やまが・そこう)という人が『中朝事実』なる書を出しています。

「ひとたび打ち立てられた皇統は、かぎりない世代にわたって、変わることなく継承されるのである。……天地創造の時代から最初の人皇登場までにおよそ二〇〇万年が経ち、最初の人皇から今日までに二三〇〇年が経ったにもかかわらず……皇統は一度も変わらなかった。」

この山鹿素行は、もともと儒学者でした。山鹿が言いたかった事を簡単に要約すれば、信じていた儒教の国「現在の中国の大部分」では、漢民族の明朝やら、清朝やら、家臣が君主を殺しあうことが何度もおきている。しかし、「日本」は最初の人皇・神武天皇以来、変わることなく継承されている。「日本」こそが儒教の精神を具現した「国」だと言いたかったのだと思います。紀元前の時代の孔子の教えを基にした言われる「儒教」の歴史については、頭が痛くなりそうなのでやめますが、山鹿にとっては「天皇の万世一系」を強調し、「日本の天皇」の優位性を押し出し、「日本」こそが『中華思想』の「国」だと言いたかったのでしょう。

「素行の学体系の特徴は、儒教と国学・国史と専門の甲州流兵学とを融合して、士の職分の自覚(人間即人生的自覚)を明かにし、世に独自の山鹿流兵学と称される日本的勤皇武士道学を提唱し、樹立したところにある」(佐佐木杜太郎「山鹿素行の日本学と神道の基盤」45頁)。 http://www.asia2020.jp/sokou/index.html 

この山鹿素行の考えを崇拝していたのが、幕末期の吉田松陰だと言われています。「明治維新」を推進し、「日本」を天皇主義国家に作り変えていくための源流はここら辺りに求められるのかと思います。では今の時代こんな非科学的な考えは、全く通用しないと思いますが、ところが驚くべき事にいや残念な事に、この「日本」にはワンサカ居るようです。

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